あんしんパソコン教室
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羊毛と獣毛

2013-11-01(金)

こんばんは。 増田です。

今日は昼間はそれほどでもなかったのに、帰りはとっても寒かったです

今日から11月ですものね。
冬と言えばウール素材です。

ところで、一般的に「ウール」というのは「の毛、または羊の毛で織った布」のことですが、日本では「羊」以外の獣毛もウールと呼んでしまってることが多いですね。

アメリカやヨーロッパでは羊の毛だけを「wool」として、羊毛以外の獣毛は「hair」と呼んで、区別しているそうです。

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羊の毛で代表的なものは「メリノウール」と呼ばれるもので、ソフトでしなやかな肌触りで、光沢があり、生地は薄くて軽く保温性がある高級な細番手ウールです。

では、羊以外の獣毛素材と言えば・・・

高級なイメージなのが「カシミア」ですね。
カシミア山羊」からとれる糸です。
名前の由来はインドのカシミール地方から来ています。
柔らかくて軽くて、独特のぬめり感があって保温性がかなり高いので寒い時には重宝しますし、深みのある発色も上品な美しさと光沢感も・・やっぱり王道です。
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私もカシミアセーターは大好きなのですが、前の仕事の時の物しか持っていません。(写真は昔のY’sのニットです)

同じく高級なイメージなのが「アンゴラ」です。
アンゴラうさぎ」からとれる高級な獣毛で、純白でシルキーな光沢と風合いは、とても豪華な雰囲気になります。
名前の由来は、トルコのアンカラ(旧名アンゴラ)地方が原産地だからです。

同じくその地方にいる「アンゴラ山羊」から取れる毛は「モヘア」と呼ばれます。
モヘアのニットってフワフワして柔らかくて温かそうな印象なんですが・・・
吸湿性はコットンより高くて、スーツ素材としては、意外と夏向きな素材なんだそうです。

そして、教室のネットショップ部門で扱っていた「ポッサムダウン」(^o^)
「ポッサム」ってオーストラリア地区に住む動物なんですが、あんまり聞いたことないですよね。
でも、3年前に購入したニットジャケットは圧縮ニットのように隙間がなくて、かなりの保温性で気に入ってます。
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写真は、ネットショップの時に使っていた外国人モデルの着用写真です。

このシリーズは、マフラーや手袋などかなりハマって買いました。
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この手袋なんて、色違いや友達へのプレゼントなどで何個も購入しました。

・・・というわけで、この他にも「アルパカ」や「キャメル」などたくさんの獣毛素材がありますが、素材の特性や取り扱い方法なども調べてみるのもおもしろいですよ

でも羊毛や獣毛は質の良いものほど、虫食いの被害に合いやすいので、皆さんも気を付けて下さいね

コメント

2 件のコメント

  • じへー より:

    さすが、昔、とったきねずか、くわしいですねー。
    ポッサム、 カーデーガン、手放せません。

  • masuda より:

    そうですよね!
    私も本当に寒い日でも、ポッサムダウンのニットジャケットを着ていると体温でどんどん温かくなって、歩いてたりすると「ちょっと暑いかも・・」くらいになりました

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