あんしんパソコン教室
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Wordの波線

2014-02-21(金)

こんばんは。 増田です。

今朝はチラチラと細かい雪が降っていましたが、いつの間にかやんでいましたね。

今日はWordで文章を入力した時の、知っているようで知らない人も多い「文字の下に表示される波線」のことを書きます。

波線には「赤」と「緑」があって、意味も違うのですよ。

まずは赤い波線が表示される時・・・
201402217_2

これは、「スペルミスではないですか?」と忠告してくれている表示です。

赤い波線の上にマウスポインターを重ねて、右クリックすると本当はこの単語を入力したかったのではないか?という候補が表示されます。

201402218_2

もしその中に目的の単語があればそれをクリックすると変更してくれます。

英語だけではなく日本語でも、全部ひらがなで入力した時や、固有名詞をひらがなで入力した時などにも表示されます。
201402214
この時も赤い波線のところで右クリックすると、以下のような表示が出るので、「変換候補」という項目をクリックします。

201402215
すると以下のように候補を表示してくれるので、目的の項目を選ぶと変更されます。
201402216

このように、何か単語としておかしい時に赤い波線で知らせてくれるのです。
でも、この波線は印刷する時には出ないので、そのまま印刷しても大丈夫ですよ!

次に、緑の波線が表示される時・・・

2014022112_3

これは、同じファイル(書類)の中に「コンピューター」と「コンピュータ」というように違う表記の単語が含まれている時に表示されます。(印刷には出ません)

緑の波線で「文書の中に表記に違うものが含まれています」と忠告してくれているのです。
(表記が違うものが含まれていることを「揺らぎ」と言います。)

緑の波線の中で右クリックすると、揺らいでいる単語が表示されるので、統一したい方をクリックします。

2014022122

表記が統一されたら、以下のように「コンピューター」の下の波線がなくなりました。

2014022132

ところで、「コンピューター」と「コンピュータ」、「プリンター」と「プリンタ」、どちらが正しいのかと思っている方も多いと思いますが、2008年にMicrosoftが「er」「or」「ar」などで終わる単語には「ー」を付けるように変更したので、全体的に統一された感じになりました。

私もテキスト作成スタッフの一員なので、表記にとても神経を使いました。Microsoftのサイトで一覧表を1つ1つ確認してテキストを作っていきました

残念ながら、もうその“一覧が表示されていたMicrosoftのサイト”はなくなってしまっていますが、参考に「IT mediaニュース」のサイトがありましたので、良かったら見て下さい。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/25/news090.html#l_yuo_ms.jpg

パソコンでも確か、XPではスタート画面で「コンピュータ」と表示されていたのが、Vista以降は「コンピューター」になっていた気がします。
以下の画像はWindows7です。
201402219_2

というわけで、今日はWordの何となく見過ごしている基礎の部分を紹介してみました(^▽^)/

コメント

1 件のコメント

  • じへい より:

    御親切に有り難うございます。
    私は、はやとちりがおおく、文章の、おかしい、間違いなど、
    頓着せず、メールなど送ってしまうほどので、見落しなんかザラ
    気を付けて、正しい文章が書けるようにしたいです。

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